4歳になった年に母が仕事を辞めていた時期があり、
ちびっこちゃんは保育園にも幼稚園にも行かずに母と二人で過ごしていた。
いい機会だと思い、近所に買い物に行く際には、
ちびっこちゃんはしばらく乗っていなかった自転車(補助輪あり)に乗ることにした。
初日はよかった。
珍しいことや新しいことが好きなので、久しぶりの自転車に大喜び。
しばらくはこれで行こう。
と思ったのもつかの間。
次の日からはストライダーに乗るようになった。
ストライダーは公道を走ってはいけないし、大きさ的にスーパーの駐輪場にも置けない。
移動は母がストライダーを肩にかつがなくてはいけないから負担がすごい。
しかし、久しぶりに乗ったストライダーが自転車よりもすいすい動くことに喜びを感じたようで、
次の日からストライダーばかり乗りたいと言うようになってしまった。。
スーパーへ行くのに、ストライダーを持たないといけないからあまり買えない。
母の肩も悲鳴をあげていたので、
どうにか自転車へ興味を戻したいと思い、
「自転車の補助輪外してみようか!」
と、言ってみたところ、思いのほかノリノリ。
「え!今から?!うんうん!外す!ちびっこちゃん外したい!」
「わかったわかった。今はもう夜だから明日の朝ね」
「えーちびっこちゃんが寝た後にパパとママで外しておいてよー」
(え。。工具とか出さないといけないし、面倒だな。。ちびっこちゃん寝るの遅いし)
「明日外してあげるよ~」
「じゃあ明日の朝ね!明日の朝ちびっこちゃんが起きる前に外しておいてね!」
「わかったわかった。じゃあ寝よう」(時刻既に24時過ぎ。ワクワクして寝れないそうな)
次の日。。。
「おはよう!自転車の補助輪外してくれた!!!??」
「いや。。おいおいまだ6時だよ。いつも起こしても8時まで寝てるくせに。。」
そして、母は工具を出してどうにかこうにか補助輪を外すことが出来た。
さっそく練習!と、外で練習しようとしたら、足がペタンと着かない。
そうだった。補助輪がついてるときは、バランス的に少し高くしたいと言われ、
工具で上げたんだった。。
あぁ。。面倒くさい。せっかく補助輪外して片付けた工具箱をまた取り出し、
椅子の高さを変えなくてはならない。あぁ面倒くさい。
大人の自転車の椅子(サドル)って、簡単に上げ下げ出来てた気がするけど、
子供の自転車って面倒くさいことだらけ。
子供って、親の手がないと成長できないこと多いな~
さぁ、気を取り直して練習だ!
初日は乗れず、補助輪を付け直して!とキレられたから終了。。
乗れるようになるにはもう少し母の心の余裕がないとダメだなぁ。。
がんばれ私!
がんばれちびっこちゃん!
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